FP3級試験
2023年9月 第6問
問6
国内で事業を行う生命保険会社が破綻した場合、生命保険契約者保護機構による補償の対象となる保険契約については、高予定利率契約を除き、既払込保険料相当額の90%まで補償される。
正しい | |
誤り | |
(FP試験 2023年9月 第6問 学科/リスク管理/保険制度全般)
解説
(2)誤り
生命保険契約者保護機構は、生命保険会社が破綻した場合に、保険契約者を保護するために設立された法人です。
同機構は、破綻保険会社に係る保険契約の移転等における資金援助等を行うことにより、保険契約を継続させ、保険契約者の保護を図っています。
同機構による補償対象となる保険契約は、国内で事業を行う生命保険会社の元受保険契約(運用実績連動型保険契約の特定特別勘定に係る部分を除く)です。
高予定利率契約を除き、破綻時点の責任準備金等の90%まで補償されます。
ただし、対象は既払込保険料相当額ではなく、責任準備金等です。
したがって、答えは不適切となります。
注意してよく読まないと間違えてしまう問題ですね。
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