FP3級試験
2023年5月 第26問
問26
書面によらない贈与契約は、その履行前であれば、各当事者は契約の解除をすることができる。
正しい | |
誤り | |
(FP試験 2023年5月 第26問 学科/相続・事業承継/贈与と税金)
解説
(1)正しい
民法第550条では、「書面によらない贈与は、各当事者が解除をすることができる。ただし、履行の終わった部分については、この限りでない。」と定められています。
つまり、書面によらない贈与契約は、贈与の履行が終わっていなければ、贈与者も受贈者も、いつでもその意思を撤回(解除)することができます。
書面によらない贈与契約は、口約束だけで成立する契約です。そのため、口約束だけで成立した契約はいつでも解除できるという考え方に基づいて、民法では、書面によらない贈与契約は、履行が終わっていなければ、いつでも解除できると定めているのです。
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