FP3級試験
2023年9月 第14問
問14
次の<設例>(2023年9月 問13~15まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。
仮に、Aさんの相続が現時点(2023年9月10日)で開始し、Aさんの相続に係る課税遺産総額(課税価格の合計額-遺産に係る基礎控除額)が2億1,000万円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。
3,500万円 | |
4,250万円 | |
6,750万円 |
(FP試験 2023年9月 第14問 実技/個人資産相談業務/相続と税金)
解説
(2)4,250万円
妻Bさんの法定相続分に従った取得金額
2億1,000万円×1/2=1億500万円
対応する相続税額
1億500万円×40%-1,700万円=2,500万円
長男Cさんと二男Dさんのに従った取得金額
2億1,000万円×1/4=5,250万円
対応する相続税額
5,250万円×30%-700万円=875万円
したがって、相続税の総額は
2,500万円+875万円+875万円=4,250万円
【相続人別の法定相続分】
配偶者のみ:配偶者100%
配偶者と子:配偶者2分の1、子(全員で)2分の1
配偶者と父母:配偶者3分の2、父母(全員で)3分の1
配偶者と兄弟姉妹:配偶者4分の3、兄弟姉妹(全員で)4分の1
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