FP3級試験
2022年9月 第13問

問13

債券の信用格付において、B（シングルビー）格相当以上の格付が付された債券は、一般に、投資適格債とされる。

（FP試験 2022年9月 第13問 学科/金融資産運用/債券投資）

解説

債券の信用格付とは、債券の信用リスクの度合いを示した格付けのことです。
格付け会社は、債券の発行体の財務状況や事業内容、経営環境などを総合的に判断して、債券の格付けを決めています。

格付けは、最高のAAAから、最低のDまで、9段階で評価。
格付けＡＡＡ～ＢＢＢは投資適格とされ、これより下のクラス（ＢＢ以下）は投機的、または投資不適格とされます。

格付けは、投資をする際、信用リスクを測る重要な指標のひとつとなります。格付けが高い（信用力が高い／信用リスクが小さい）ほど利回りが低く安定的、格付けが低い（信用力が低い／信用リスクが大きい）ほど利回りが高く投機的とされます。