FP3級試験
2023年9月 第8問
問8
次の<設例>(2023年9月 問7~9まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。
Mさんは、《設例》の長期平準定期保険について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
「当該生命保険の単純返戻率(解約返戻金額÷払込保険料累計額)は、保険期間の途中でピーク時期を迎え、その後は低下しますが、保険期間満了時に満期保険金が支払われます」 | |
「現時点で当該生命保険を払済終身保険に変更する場合、契約は継続するため、経理処理は必要ありません」 | |
「当該生命保険を払済終身保険に変更し、契約者をAさん、死亡保険金受取人をAさんの相続人に名義を変更することで、当該払済終身保険を役員退職金の一部としてAさんに現物支給することができます」 |
(FP試験 2023年9月 第8問 実技/保険顧客資産相談業務/生命保険)
解説
(3)「当該生命保険を払済終身保険に変更し、契約者をAさん、死亡保険金受取人をAさんの相続人に名義を変更することで、当該払済終身保険を役員退職金の一部としてAさんに現物支給することができます」
(1)不適切。
長期平準定期保険には満期保険金はありません。
(2)不適切。
長期平準定期保険を払済終身保険にする場合、現在の資産計上額を変更時における解約返戻金の額に修正する経理処理が必要です。
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