FP3級試験
2023年9月 第1問

問1

次の＜設例＞（2023年9月 問1~3まで共通）に基づいて、下記の各問に答えなさい。

はじめに、Mさんは、《設例》の＜Aさんとその家族に関する資料＞に基づき、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額（2023年度価額）を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。

（FP試験 2023年9月 第1問 実技/保険顧客資産相談業務/公的年金）

解説

老齢基礎年金の年金額は、以下の計算式で算出されます。

老齢基礎年金の年金額 = 満額の老齢基礎年金 × （保険料納付済月数 / 480月）

20歳から60歳までの480カ月（40年×12か月）分の保険料を納めると満額（795,000円）が支給されますが、Aさんには保険料未納期間（27月）があるので、その分が減額されます。

480月－27月＝453月

したがって、老齢基礎年金の年金額の計算式は「795,000円×453/480」

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