FP3級試験
2023年5月 第42問
問42
追加型株式投資信託を基準価額1万3,000円(1万口当たり)で1万口購入した後、最初の決算時に1万口当たり400円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額 が1万2,700円(1万口当たり)となった場合、その収益分配金のうち、普通分配金は( ① )であり、元本払戻金(特別分配金)は( ② )である。
① 0円 ② 400円 | |
① 100円 ② 300円 | |
① 300円 ② 100円 |
(FP試験 2023年5月 第42問 学科/金融資産運用/投資信託)
解説
(2)① 100円 ② 300円
追加型株式投資信託の収益分配金は、「普通分配金」と「元本払戻金(特別分配金)」の2種類に区分されます。
普通分配金とは、投資信託の運用で得られた利益の分配金のことです。
元本払戻金(特別分配金)とは、投資信託の元本の一部の払戻しに相当する分配金のことです。
今回の場合、分配落ち後の基準価額が1万2,700円となったため、分配落ち前の基準価額は1万2,700円+400円=1万3,100円となります。
そのため、投資信託の運用で得られた利益は、1万3,100円-1万3,000円=100円となります。
したがって、普通分配金は100円、元本払戻金(特別分配金)は400円-100円=300円となります。
収益分配金は、運用益の一部を投資家に分配するものです。
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