FP3級試験
2023年9月 第5問
問5
金投資に関する次の記述の空欄（ ア ）～（ ウ ）にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、金の取引は継続的な売買でないものとする。
・金地金の売買において、海外の金価格（米ドル建て）が一定の場合、円高（米ドル／円相場）は国内金価格の（ ア ）要因となる。
・個人が金地金を売却した場合の所得については、保有期間が（ イ ）以内の場合、短期譲渡所得として課税される。
・純金積立てにより購入した場合、積み立てた金を現物で受け取ることが（ ウ ）。
| （ア）上昇 （イ）10年 （ウ）できない | |
| （ア）上昇 （イ）5年 （ウ）できない | |
| （ア）下落 （イ）5年 （ウ）できる |
（FP試験 2023年9月 第5問 実技/資産設計提携業務/預貯金・金融類似商品等）
解説
（3）（ア）下落 （イ）5年 （ウ）できる
（ア）
国内金価格は、海外の金価格（米ドル建て）と円ドル為替レートの2つの要因によって決定されます。海外の金価格が一定の場合、円高になると国内金価格は下落します。
（イ）
個人が金地金を売却した場合の所得については、保有期間が5年以内の場合、短期譲渡所得として課税されます。
（ウ）
純金積立ては、投資家から集めた資金で金地金を買い付け、投資家にその金地金を分配する仕組みです。そのため、投資家は積み立てた金を現物で受け取ることができます。
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