FP3級試験
2023年9月 第4問
問4
次の＜設例＞（2023年9月 問4~6まで共通）に基づいて、下記の各問に答えなさい。
Mさんは、《設例》の米ドル建定期預金について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
| 「米ドル建定期預金の満期時の為替レートが、預入時の為替レートに比べて円高・米ドル安となった場合、円換算の運用利回りは向上します」 | |
| 「X銀行に預け入れた米ドル建定期預金は、金額の多寡にかかわらず、預金保険制度の保護の対象となりません」 | |
| 「X銀行の米ドル建定期預金に10,000米ドルを預け入れた場合、Aさんが満期時に受け取ることができる利息額は400米ドル（税引前）になります」 |
（FP試験 2023年9月 第4問 実技/個人資産相談業務/外貨建商品）
解説
（2）「X銀行に預け入れた米ドル建定期預金は、金額の多寡にかかわらず、預金保険制度の保護の対象となりません」
（１）不適切。
為替が円高になると、保有している外貨建て商品の円換算の受取額や運用利回りは低下します。
（３）不適切。
Ｘ銀行の米ドル建定期預金に10,000米ドルを預け入れた場合、Ａさんが満期時に受け取ることができる利息額（税引前）は、
1年間預ければ「10,000米ドル×４％×12/12＝400米ドル」ですが、預入期間6ヶ月なので「10,000米ドル×４％×６/12＝200米ドル」です。
ドル建て定期預金とは、ドル、ユーロ、ポンドなどの外貨建ての定期預金です。 外貨建てであるため、為替リスクがあります。
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