FP3級試験
2023年5月 第14問
問14
配当性向とは、株価に対する1株当たり年間配当金の割合を示す指標である。
正しい | |
誤り | |
(FP試験 2023年5月 第14問 学科/金融資産運用/株式投資)
解説
(2)誤り
配当性向とは、当期純利益のうち配当として株主に配分する割合をパーセントで示す指標です。つまり、企業が1年間で儲けたお金からどれだけ配当金として株主に還元しているかを示す指標です。
一方、株価は、株式の市場価値を示す指標です。つまり、1株あたりいくらの価値があるのかを示しています。
したがって、配当性向は、株価と直接の関係があるわけではありません。そのため、配当性向とは、株価に対する1株当たり年間配当金の割合を示す指標である、という説明は誤りです。
配当性向は、当期純利益のうち、配当として株主に配分する割合をパーセントで示す指標です。計算式は、以下のとおりです。
配当性向 = 1株当たり配当額 ÷ 1株当たり当期純利益 × 100
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