FP3級試験 
2024年5月 第31問
問31
一定の利率で複利運用しながら一定期間経過後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、( )である。
| 現価係数 | |
| 資本回収係数 | |
| 減債基金係数 | 
(FP試験 2024年5月 第31問 学科/ライフプランニング/ライフプランニングの考え方・手法)
解説
		(3)減債基金係数
この問題の正解率:53.8%(普通)
    
  この問題の正解率:53.8%(普通)
 現価係数 (Present Value Factor)
 将来の1円を「いまの価値」に割り引いて考えるときに使う係数。
 →「将来いくらもらえるのは、今の価値にするといくら?」という発想。
 資本回収係数 (Capital Recovery Factor)
 現在ある元本を、一定期間で分割して回収(取り崩し)するときに使う。
 →「元本を毎年いくらずつ取り崩せばいいか?」というケース。
 減債基金係数 (Sinking Fund Factor)
 将来の目標額を作るために、毎年いくら積み立てればよいかを計算するための係数。
 →「目標額 ÷ 減債基金係数 = 毎年の積立額」という関係になる。
「積み立てて将来の目標額を作る」→ 減債基金係数が正解。

【間違いやすいポイント】
「資本回収係数」を選んでしまうケースが多い。
 理由:どちらも「毎年一定額を計算する」場面で出てくるから。
 → でも、資本回収は「返済」や「取り崩し」、減債基金は「積立」。ここを区別!
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