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  • FP3級試験
    2023年5月 第13問


    問13

    一般に、残存期間や表面利率(クーポンレート)が同一であれば、格付の高い債券ほど利回りが低く、格付の低い債券ほど利回りが高くなる。

  • 正しい
  • 誤り


    (FP試験 2023年5月 第13問 学科/金融資産運用/債券投資)

    解説

    (1)正しい

    債券の格付けは、債券の信用度を示すものです。格付けが高いほど、債券の発行体が債務不履行(デフォルト)を起こすリスクが低いと判断されます。

    そのため、残存期間や表面利率が同一であれば、格付けが高い債券ほど、投資家は安全と判断し、利回りを低く設定しても購入してくれると考えられます。

    一方、格付けの低い債券は、発行体が債務不履行を起こすリスクが高いと判断されるため、投資家は高い利回りがなければ購入してくれません。

    したがって、残存期間や表面利率が同一であれば、格付けの高い債券ほど利回りが低く、格付けの低い債券ほど利回りが高くなるという関係になります。


    格付け会社は、債券の発行体の財務状況や事業内容、経営環境などを総合的に判断して、債券の格付けを決めています。

    格付けは、最高のAAAから、最低のDまで、9段階で評価。
    AAAは、最高の信用度を示す格付けであり、Dは、デフォルトの可能性が極めて高い格付けです。



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