FP3級試験
2023年9月 第23問
問23
都市計画法によれば、市街化区域については、用途地域を定めるものとし、市街化調整区域については、原則として用途地域を定めないものとされている。
正しい | |
誤り | |
(FP試験 2023年9月 第23問 学科/不動産/不動産に関する法令上の規制)
解説
(1)正しい
用途地域とは、都市計画法に基づいて指定されるエリアで、建築される建物の規模や用途を制限するものです。
都市計画法では、市街化区域と市街化調整区域に分けて、土地利用の規制を行っています。
市街化区域は、すでに市街地を形成している地域や、今後概ね10年以内に市街化を図る地域です。市街化区域には、市街化を促進するために、用途地域のほか、建築物の規模や高さなどの規制が設けられています。
一方、市街化調整区域は、市街化を抑制すべき地域です。市街化調整区域には、市街化を抑制するために、開発行為の許可制や、建築物の規模や高さなどの規制が設けられています。
このように、市街化区域については、原則として用途地域を定め、市街化調整区域については、原則として用途地域を定めないことで、それぞれの地域の土地利用の目的を実現しようとしています。
選択中のリスト
過去問一覧