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  • FP3級試験
    2023年1月 第1問


    問1

    次の<設例>(2023年1月 問1~3まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。

    はじめに、Mさんは、《設例》の<Aさん夫妻に関する資料>に基づき、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額(2022年度価額)を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。

  • 777,800円 × 446月 / 480月
  • 777,800円 × 480月 / 480月
  • 777,800円 × 506月 / 480月


    (FP試験 2023年1月 第1問 実技/保険顧客資産相談業務/公的年金)

    解説

    (1)777,800円 × 446月 / 480月

    老齢基礎年金の受給額は、「満額受給額(777,800円)×保険料納付済み月数/480」で計算できます。

    ただし、Aさんには20歳からの34月の未加入期間があるので、その分を納付済み月数からマイナスします。

    480月-34月=446月

    したがって、
    老齢基礎年金の額=満額受給額(777,800円)×446月/480月


    老齢基礎年金の支給額にカウントされるのは、20歳以上60歳未満の加入期間ですから、Aさんの60歳から65歳の5年間(60月)は除外されます。



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