FP3級試験
2023年5月 第22問

問22

アパートやマンションの所有者が、当該建物を賃貸して家賃収入を得るためには、宅地建物取引業の免許を取得しなければならない。

（FP試験 2023年5月 第22問 学科/不動産/不動産の取引）

解説

宅地建物取引業とは、宅地や建物の売買、交換、貸借の代理、媒介を行うことを業とすることをいい、都道府県知事または国土交通大臣の免許が必要です。

しかし、自分の所有する物件を自ら賃貸する場合は、宅地建物取引業には該当しません。そのため、宅地建物取引業の免許は不要です。

宅地建物取引業は、不特定多数の人と反復継続して取引を行うことを業とします。そのため、自分の所有する物件を自ら賃貸する場合は、不特定多数の人と反復継続して取引を行うわけではないため、宅地建物取引業には該当しません。