FP3級試験
2024年1月 第14問
問14
為替予約を締結していない外貨定期預金において、満期時の為替レートが預入時の為替レートに比べて円高になれば、当該外貨定期預金の円換算の利回りは高くなる。
正しい | |
誤り | |
(FP試験 2024年1月 第14問 学科/金融資産運用/外貨建商品)
解説
(2)誤り
為替予約を締結していない外貨定期預金において、満期時の為替レートが預入時の為替レートに比べて円高になれば、円換算の利回りは低くなります。
円高になれば、預入時に購入した外貨を円に換金する際に、購入時よりも少ない円を受け取ることになります。
そのため、利息が得られたとしても、為替差損によって円換算の利回りは低くなります。

【用語の解説】
外貨定期預金:
ドルやユーロなど外貨で預ける定期預金。利息も外貨でつく。
為替予約(ヘッジ):
あらかじめ「満期のときはこのレートで円に戻します」と決めておく契約。これがない場合は、満期時点のレートで円に戻すしかない。
円高:
1ドル=150円 → 1ドル=120円 みたいに、同じ外貨を円に替えたときの円の金額が少なくなる状態。
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