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  • FP3級試験
    2023年9月 第10問


    問10

    損害保険の用語についてFPの青山さんが説明した次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 「通知義務とは、契約の締結に際し、危険に関する『重要な事項』のうち保険会社が求めた事項について事実を正確に通知する義務のことです。」
  • 「一部保険とは、保険金額が保険の対象の価額(保険価額)を超えている保険のことです。」
  • 「再調達価額とは、保険の対象と同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額のことです。」


    (FP試験 2023年9月 第10問 実技/資産設計提携業務/損害保険)

    解説

    (3)「再調達価額とは、保険の対象と同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額のことです。」

    (1)通知義務とは、保険契約者または被保険者が、保険契約の締結後にその内容に変更が生じた場合、保険者(保険会社)に対してその事実を報告しなければならないことを言います。

    (2)一部保険とは、損害保険における保険金のかけ方のひとつで、保険対象物の価額よりも設定している保険金額が少ないものをいいます。

    (3)適切です。


    「再調達価額」を基準に保険金額を設定しておけば、火災などで住宅が損壊したとしても、損壊した住宅と同等の住宅を建て直すために必要な保険金を受け取ることができます。
    「時価額」の場合は、再調達価額から「使用による消耗分」を保険金額から差し引かれます。



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