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    2023年9月 第10問


    問10

    次の<設例>(2023年9月 問10~12まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。

    甲土地に耐火建築物を建築する場合の①建蔽率の上限となる建築面積と②容積率の上限となる延べ面積の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。

  • ① 360m²  ② 1,440m²
  • ① 360m²  ② 1,600m²
  • ① 400m²  ② 1,600m²


    (FP試験 2023年9月 第10問 実技/個人資産相談業務/不動産に関する法令上の規制)

    解説

    (1)① 360m²  ② 1,440m²

    ①建ぺい率の上限となる建築面積は、「敷地面積×建ぺい率」の式で計算できます。
    また、準防火地域に準耐火建築物を建てる場合には、建ぺい率の上限が10%緩和されます(80%+10%=90%)。

    したがって、建ぺい率の上限となる建築面積は
    400m²×90%=360m²

    ②前面道路の幅員が12m未満の場合、容積率の上限は指定容積率と前面道路の幅員によって定まる容積率のうち、いずれか小さい方となります。

    前面道路の幅員によって定まる容積率=6m×0.6=3.6=360%なので、容積率の上限は360%。

    したがって、容積率の上限となる延床面積は 400m²×360%=1,440m²


    建ぺい率(建蔽率)とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。建築面積は、建物を真上から見たときの面積を指します。

    容積率は、延べ床面積の敷地面積に対する割合です。



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