FP3級試験
2023年1月 第13問
問13
次の<設例>(2023年1月 問13~15まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。
遺言に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
「自宅に保管されていたAさんの自筆証書遺言については、遅滞なく、家庭裁判所に提出して、その検認を請求する必要があります」 | |
「Aさんの遺言による相続分の指定や遺贈によって相続人の遺留分が侵害された場合、その遺言は無効となります」 | |
「Aさんの遺言が、その方式の不備により無効となった場合、相続人は法定相続分どおりに遺産を分割しなければなりません」 |
(FP試験 2023年1月 第13問 実技/個人資産相談業務/相続と法律)
解説
(1)「自宅に保管されていたAさんの自筆証書遺言については、遅滞なく、家庭裁判所に提出して、その検認を請求する必要があります」
(1)適切。
(2)不適切。
遺言が遺留分を侵害していた場合でも、それを持って遺言が無効になる訳ではありません。
(3)不適切。
遺言が無効である場合でも、必ずしも法定相続分通りに分割する必要はありません。
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