FP3級試験
2023年5月 第9問

問9

普通傷害保険では、特約を付帯していない場合、細菌性食中毒は補償の対象とならない。

（FP試験 2023年5月 第9問 学科/リスク管理/損害保険）

解説

普通傷害保険は、急激・偶然・外来の事故によって被保険者が負傷した場合に保険金が支払われる保険です。

細菌性食中毒は、病気ではなく、食中毒菌などの有害物質を体内に取り込むことによって発症する急性の中毒症状です。そのため、普通傷害保険の「急激・偶然・外来の事故」の定義に当てはまらないため、特約を付帯していない場合、補償の対象となりません。

例えば、病原性大腸菌O-157による食中毒で入院した場合、普通傷害保険では入院保険金は支払われません。