FP3級試験
2023年1月 第13問

解答

問13

2023年1月5日に相続が開始された皆川健太郎さん（被相続人）の＜親族関係図＞が下記のとおりである場合、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。

（FP試験 2023年1月 第13問 実技/資産設計提携業務/相続と法律）

解説

配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に法定相続人となります。

第一順位の血族相続人（子）は全員死亡又は放棄をしているため存在しません。

よって、相続人の組み合わせは配偶者相続人と直系尊属となり、配偶者相続人（美千子）の法定相続分が２/３、直系尊属（喜美子）の法定相続分が１/３となります。

【相続人別の法定相続分】
配偶者のみ：配偶者１００％
配偶者と子：配偶者２分の1、子（全員で）２分の１
配偶者と父母：配偶者３分の２、父母（全員で）３分の１
配偶者と兄弟姉妹：配偶者４分の３、兄弟姉妹（全員で）４分の１