FP3級試験
2023年9月 第12問
2023年9月度過去問
正解
正解数：1問 / 1問中
正解率：100%
解答
問12
次の＜設例＞（2023年9月 問10~12まで共通）に基づいて、下記の各問に答えなさい。
甲土地の有効活用等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
| 「自己建設方式とは、Aさんが所有する土地の上に、事業者が建設資金を負担してマンション等を建設し、完成した建物の住戸等をAさんと事業者がそれぞれの出資割合に応じて取得する手法です」 | |
| 「甲土地が貸付事業用宅地等に該当すれば、『小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例』の適用を受けることができます。貸付事業用宅地等は、相続税の課税価格の計算上、330㎡までの部分について50％の減額が受けられます」 | |
| 「Aさんが金融機関から融資を受けて賃貸マンションを建築した場合、Aさんの相続における相続税額の計算上、当該借入金の残高は債務控除の対象となります」 ←正解！ |
（FP試験 2023年9月 第12問 実技/個人資産相談業務/不動産の有効活用）
解説
（3）「Aさんが金融機関から融資を受けて賃貸マンションを建築した場合、Aさんの相続における相続税額の計算上、当該借入金の残高は債務控除の対象となります」
（１）不適切。等価交換方式の説明です。
自己建設方式は、自身が所有する土地の上に自己資金で賃貸用建物を建て、自身で賃貸業務を営む手法です。
（２）不適切
貸付事業用宅地等は、200m²までの部分について50％減額されます。
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