FP3級試験
2023年5月 第2問
不正解
2023年5月度過去問
正解数:0問 / 1問中
正解率:0%
解答
問2
次の<設例>(2023年5月 問1~3まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。
次に、Mさんは、Aさんおよび妻Bさんが受給することができる公的年金制度からの老齢給付について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も不適切なものはどれか。
「Aさんおよび妻Bさんには、特別支給の老齢厚生年金の支給はありません。原則として、65歳から老齢基礎年金および老齢厚生年金を受給することになります」 | |
「Aさんが65歳から受給することができる老齢厚生年金の額には、妻Bさんが65歳になるまでの間、配偶者の加給年金額が加算されます」 ←あなたの解答 | |
「Aさんが60歳0カ月で老齢基礎年金および老齢厚生年金の繰上げ支給を請求した場合、年金の減額率は30%となります」 ←正解! |
(FP試験 2023年5月 第2問 実技/保険顧客資産相談業務/公的年金)
解説
(3)「Aさんが60歳0カ月で老齢基礎年金および老齢厚生年金の繰上げ支給を請求した場合、年金の減額率は30%となります」
(1)適切。
特別支給の老齢厚生年金が支給されるのは、男性は1961年4月1日以前生まれの人、女性は1966年4月1日以前生まれの人です。
(2)適切。
厚生年金の被保険者期間が20年以上で、65歳未満の配偶者がいる場合には、老齢厚生年金に加給年金が加算されます。
(3)不適切。
老齢年金を繰上げると、1月あたり0.4%減額されますから、60歳0ヶ月で繰上げ受給した場合の減額率は、5年×12月×0.4%=24% となります。
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