FP3級試験
2023年5月 第31問

解答

問31

一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元本を試算する際、毎年受け取る一定金額に乗じる係数は、（　　　　）である。

（FP試験 2023年5月 第31問 学科/ライフプランニング/ライフプランニングの考え方・手法）

解説

（１）減債基金係数は、毎年一定金額を返済しながら、一定期間内に借入金を完済するために必要な元本を求める際に使用する係数です。

（２）年金現価係数とは、一定の利率で複利運用しながら、毎年一定金額を一定期間受け取るために必要な元本を求める際に使用する係数です。

（３）資本回収係数は、一定期間内に一定の金額を回収するために必要な元本を求める際に使用する係数です。

したがって、一定の利率で複利運用しながら、一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元本を求める際は、年金現価係数を用います。

現価係数とは、将来の目標額から現在必要な額を求める際に使う係数です。たとえば、10年後に100万円が欲しい場合、「今いくら預け入れしておけば、10年後に100万円になるか？」という時に使います。