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    2023年1月 第10問


    正解
    正解

    2023年1月度過去問
    正解数:1問 / 1問中
    正解率:100%

    解答

    問10

    次の<設例>(2023年1月 問10~12まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。

    甲土地に耐火建築物を建築する場合の①建蔽率の上限となる建築面積と②容積率の上限となる延べ面積の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。

  • ① 300m² ② 1,000m²
  • ① 350m² ② 1,000m² ←正解!
  • ① 350m² ② 1,600m²


    (FP試験 2023年1月 第10問 実技/個人資産相談業務/不動産に関する法令上の規制)


    解説

    (2)① 350m² ② 1,000m²

    ①建築面積の上限=土地面積×その土地の建ぺい率。
    ただし、準防火地域に耐火建築物を建てる場合には、建ぺい率の上限が10%緩和されます。

    したがって、建ぺい率の上限となる建築面積は、
    500m²×(60%+10%)=350m²

    ②延べ面積の上限=敷地面積×容積率。
    前面道路の幅が12m未満である場合、容積率の上限は指定容積率と前面道路の幅によって定まる容積率のうち、いずれか小さい方となります。

    前面道路の幅によって定まる容積率=8×4/10 =3.2=320% > 指定容積率200%なので、容積率は200%が適用されます。

    したがって、容積率の上限となる延床面積は、
    500m²×200%=1,000m²


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