FP3級試験
2023年9月第15問

正解

2023年9月度過去問
正解数：1問 / 1問中
正解率：100%

解答

問15

次の＜設例＞（2023年9月問13~15まで共通）に基づいて、下記の各問に答えなさい。

現時点（2023年9月10日）において、Aさんの相続が開始した場合に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

１	「Aさんの相続における相続税額の計算上、遺産に係る基礎控除額は、4,500万円となります」 ←正解！
２	「自宅の敷地と賃貸マンションの敷地について、『小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例』の適用を受けようとする場合、適用対象面積は所定の算式により調整され、完全併用はできません」
３	「孫Eさんが遺贈により財産を取得した場合、相続税額の2割加算の対象となります」

（FP試験 2023年9月第15問実技/個人資産相談業務/相続と税金）

▼ 正解を表示

（1）「Aさんの相続における相続税額の計算上、遺産に係る基礎控除額は、4,500万円となります」

（１）不適切。遺産に係る基礎控除額は、「3,000万円＋600万円×法定相続人の数」の式で計算されます。
したがって、3,000万円＋600万円×３＝4,800万円となります。

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