FP3級試験
2023年1月 第12問
正解
2023年1月度過去問
正解数:1問 / 1問中
正解率:100%
解答
問12
次の<設例>(2023年1月 問10~12まで共通)に基づいて、下記の各問に答えなさい。
X社が提案する事業用定期借地権方式に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
「事業用定期借地権方式とは、X社が甲土地を一定期間賃借し、X社が店舗を建設する手法です。Aさんは、店舗の建設資金を負担することなく、安定した地代収入を得ることができます」 ←正解! | |
「事業用定期借地権について、契約期間満了時にX社から契約の更新の請求があった場合、Aさんは、正当な事由がない限り、この請求を拒絶することができません。甲土地の利用状況が長期間にわたり固定化されるというデメリットがあります」 | |
「地代の改定方法や契約期間中に中途解約する場合の取扱いなど、契約内容を事前に精査しておく必要があります。事業用定期借地権の設定契約は、必ずしも公正証書による必要はありませんが、書面により作成する必要があります」 |
(FP試験 2023年1月 第12問 実技/個人資産相談業務/不動産の取引)
解説
(1)「事業用定期借地権方式とは、X社が甲土地を一定期間賃借し、X社が店舗を建設する手法です。Aさんは、店舗の建設資金を負担することなく、安定した地代収入を得ることができます」
(1)適切。
(2)不適切。
事業用定期借地権は、契約の更新ができません(再契約は可能です)。
(3)不適切。
事業用定期借地権の設定契約は、必ず公正証書で行わなくてはなりません。
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